子供のころアニメで育った世代としては、「日本のアニメ業界は崩壊寸前さ」
と聞きながら生活するのはさびしいことでしたが、
「ストーリーとかは置いておくとして、少なくとも週刊ベースのアニメーションとしてはすごい仕事をしているよ」
と
某氏に教えてもらって、遅ればせながら例のライトノベル原作のあのアニメを (ようつべで) みた。
巷で言われているような分析や批判や解説は
数年に1回シリーズ物を通してみるかどうかの僕にはあまり意味を成さないので
(最後にまともに見たの去年レンタルした初代ガンダム、その前は3年前のエヴァだった)
どうでもよいのですが、とりあえずみて思ったこと。
製作サイドが本当にアニメ好きで作ってるんだなってこと。
いまさらなのかもしれないが、本当にそれだけを強く思った。
ここまで真摯な姿勢で仕事しているのはすごいことだ。
それだけで内容が純粋なエンタメだろうが何のオマージュだろうが
キモオタピザ向けだろうがどうでもいいだろうと思った。
自分の仕事でここまでピュアな仕事できてるだろうか。
作画だけじゃなくて、企画の段階、それに付随する細かなWebサイトの管理や考案を含め、
プロジェクト全体で、僕はこんなに楽しそうに仕事できてるかな。
同じ、「成果物が一般ユーザーの目に届く」ものを製作しているにもかかわらず
自分がすごく低い意識で仕事をしていることに気づかされた。
内容云々じゃなくてさ、こういう風に仕事をしているおとながいることで僕は救いを見つけた。
とりあえず あしたから もっと情熱的に仕事するための 燃料をもらえた。
僕には最初から ○× 萌えーとかの気持ちはないけどさ、とりあえずありがとうございました。
書くつもりはなかったけどなんか酒飲んだら余計感心した。
2006-11-27-13:16 追記: あと「観る側が楽しむ余地」をたくさん残しているところもすごいね
ジャンルは全然違うがGM一杯いた頃のMoEと少しだけ共通する部分があると思った。